左は多くの方がご存じ、東京バナナ(バナナプリン味)
右は知ってる人は知ってる、バナナ最中。
両方、お土産で頂きました。
昭和初期、バナナは希少で超高価な食べ物。
和菓子職人の主が東京へ汽車で出かけた折に、車内に広がるバナナの香り。
バナナ香りを和菓子で再現しようと試行錯誤を繰り返し生まれたのがバナナ最中。
昭和初期生まれではありませんが、贈答には最中!法要には最中!
そんな時代の私には、素朴で懐かしいお菓子です。
食べると、最中のサクッとした歯ざわりと口に広がるバナナの香り。
静かに目を閉じれば、仏像と仏壇が浮かぶ有難いお菓子。
心落ち着く銘菓、バナナ最中。
弘前においでの際は是非、ご賞味くださいませ。