もう、十和田湖へバイクではいきませ~ん

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9月2日、十和田湖休屋で東北カラーズミーティングが開催された。

(詳細は東北カラーズミーティングでググってみてね)

仕事だったし、最近バイクも乗ってないし、ミーティングは苦手だからから別に興味はないけれど、地元のマスコミの取り上げ方が悪意を感じてしまう内容で酷い! おそらく、記事を書いた記者はバイクが嫌いなんだろう。バイク=危険=煩い=マナー悪い=暴走族。こんなイメージなんだと思う。

 

800台のバイクが隊列組んで走ったわけでもなく、断続的に走ったわけで、確かにマフラーが煩く、マナーの悪いバイク(ライダー)もいたようです。

*マフラー煩いバイクのライダーさん!「いい音だろ~、気持ちいい!」なんて思っているかもしれませんが、貴方のマスターベーションを殆どの人が「やかましい!迷惑だわ!」って冷たい目で見てますので、勘違いしないでください。今回のミーティングでも一番の問題だったと思うし・・・

 

奥入瀬渓流を車やバイクが爆音響かせて走行したら、奥入瀬渓流の雰囲気が台無しになるのは確かなこと。観光客の殆どが車や観光バスで来ているから、バイクはダメ!ってわけじゃない。奥入瀬渓流とブナ林の景観を楽しみながら、いつもよりちょっと速度落としてゆっくり静かに走行する気遣いがライダーにあればいいと思う。

 

最初は新聞の記事に悪意を感じたけれど、冷静になって考えれば奥入瀬渓流に響くバイクの爆音は公害そのものだと思う。

 

十和田湖休屋は、年々観光客が減る一方で、特に震災後は閑散としている。十和田湖水祭り、国境祭り、冬物語と盛り上げようと様々なイベントを開催しているけれど、十和田湖本来の観光地としての勢いはない。だから、今回のようなイベントで盛り上げようとしたのだろうけど、地元からのバッシングで今後は十和田湖でのバイクイベントはないだろう。

 

バイクに限らず(キャンピングトレーラーもそうだけど)一部のマナーやモラルの悪い人のために全てが否定されてしまう。800台のライダーがマナーやモラル+「観光地での気配り」ができたら、もっと違う内容の記事で紹介されていたと思う。

例えば、夜中にキャンプ場に爆音でやってきて、早朝に爆音響かせて立ち去るライダーは、キャンプ場に入ったら、エンジン止めて押す!とか、ちょっとアクセル絞って静かに走る!とかの気配りがあればキャンプ場でのイメージも変わると思う。

 

私は、某バイククラブ公認「ヘタレライダー」で、バイクはノーマルで静かだと思うけれど、こんな記事を書かれたら走りづらいので、今後は十和田湖ツーリングはしないと思う。それよりもっと別の角度で、十和田湖を楽しみたいと思っている。

四季を通じて美しい十和田湖。その風景に溶け込むような楽しみ方をしたい。

 

人が集まる場所だけではなく、旅先や観光地での「観光客としての気配り」も必要だと考えさせられ、気づかされた記事でした。