アブラメ釣り

5月14日

今シーズン初のアブラメ釣りです。

職場の釣り仲間4名で貸切船です。

5時出港とのことで2時に起床し、仲間1名を拾い岩手県久慈市八木港へ向かいます。

前日は21時にベットに入りましたが眠れるワケがない!

結局、3時間くらいしか寝ていない。

他の仲間は興奮して1時間しか眠てないそうです。

遠足前の小学生か?って感じです。

 

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いざ、出港!

波がたか〜く、釣り場に到着する頃には、みなさんゲロゲロしそう。

私は吐きそうで、餌のエラコを剥く気力無し。

水深50m、釣り上げる電動リールの音が聞こえます。

しかし、私は焦らないし気にしません。

なぜなら、釣りは下手だからw

いつも釣果は仲間の半分です。

 

この日も私だけ釣り上げていないので

船頭さんも心配になり声を掛けてくれますが、

こればかりはどうしようもありません。

しかも釣れないから船酔いもしてくる。

いつもはトレーラーで港に前夜入りし仲間と飲んで前夜祭をし

翌日は二日酔いのまま出港。

船酔い?二日酔い?の状態で釣りをしますから釣れません。

ドエムな感じですが、それでも釣りに行くのは釣った魚が美味しいから。

 

私は刺身が苦手です。

生臭さとヌメっとした食感が嫌いです。

私が釣りを始めたのは4年前です。

今回の仲間に船代の頭割りを安くする為に誘われ、

運悪くビギナーズラックで爆釣しましたが、釣った魚を捌けない。

三枚卸しすらわからないので、頭と胴体と尻尾をブツ切りにし「三部卸」にして

40cmクラスのアブラメの胴体を煮付けて食べていました。

釣り仲間から捌き方を教えてもらい、刺身まで出来るようになりました。

その後もうま〜くノセられて釣りに出掛け、電動リールまで購入するワケですが、

魚が釣れて刺身にして、さすがに食べないワケにもいかず食べるようになりました。

 

ある日、スーパーでアブラメの刺身が売っていたので購入し食べてみると生臭い。

正直に不味い!

釣りあげた時から調理は始まっている。そう言った仲間の言葉を思い出しました。

血が生臭くするので、釣ったら血抜きをして冷蔵する。

捌く時には身に血を残さないように着けないように捌く。

猟師が獲物の血抜きを真っ先にする理由が分かりました。

 

それから見事に釣りにハマり、

釣果をあげようとすればするほど釣果が下がる、ドエムの釣りになりました。

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さて、そんな事を回想しつつ1時間ほど経過してやっと1匹が釣れます。

船頭さんのホッとした顔。

この日は渋目でみなさん釣果が上がりません。

申し訳なく思った船頭さんが、温かい缶コーヒーを差し入れたり、

カップラーメンまで差し入れてくれました。

 

釣り場を移動師なら、10時頃になると波も穏やかになり、

お腹も空いてきて、青い空と海を眺めながら、

のん気におにぎりやパンを食べていると、

船頭さんが代わりに釣りをしてくれました。

食べながら釣り方を見ておけ!って感じでしょうw

13時に釣りは終了し、私的には刺身クラスには微妙なサイズですが

まずまずの釣果でした。

 

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帰宅して調理に入ります。

田舎の我が家は湧き水を水槽タンクに溜めてパイプが流していて凄く便利です。

自宅前の道路端にあるその場所で魚を処理します。

鱗をとり湧き水で洗い流し、頭と内蔵は畑に穴を掘って埋めます。

明日、刺身にしていただきます。