朝、散歩していると道端に蛇がうずくまっていた。
昨夜から降った雨に打たれて身体が冷えたのか動きが鈍い。
蛇は、アスファルトの上を這うのは苦手だと聞いたことがある。
アスファルトを這う蛇を何度か見るが、確かになかなか前に進まない。
こんなところにいては車に引き殺されてしまうだろうと思い、デレキで挟んで草むらに放ったが動かないので、蛇も神様の使いともいうから、近くの祠の縁の下に放ってやると山へ向かってノソノソと動き出した。
コレ、私の地域ではデレキって言います。
確か蛇は金運の神様だったな~
恩返ししてくれたりしてな~
おお、宝くじなぁ、1等前後賞合わせて・・・
なんて邪道な考えをしてしまい、昔話では私は強欲爺さんだな。
昨日まで気温が28度もあったのに、今朝は肌寒いくらい。元気のない蛇が気の毒になり、生卵でも食べて元気出せ!って、わざわざ家に戻り冷蔵庫から持ってきて与えてみたけれど食べる気配なし。もっとも、生卵を飲み込む姿を見たくはないけれどね・・・
全く動かないので突いてみるとイヤイヤと嫌がる。
蛇と卵
鳥や動物にしてみれば滋養強壮タップリの組み合わせ?
餌食にならないように、蛇と生卵を杉の葉で隠してあげた。
それに雨風をしのげて、少しは暖かいだろう?
決して、恩返しなんて期待していないし、金運上昇なんて期待していないから・・・
強欲で邪な考えをしているからと、元気になって噛みつくなよ。
あのでかい生卵は飲み込めるのかな?
そこだけ気になる。