1月6日~7日、 憧れの極寒真冬キャンプをした。
極寒!と言っても外気温-2℃。北海道に比べたら温湯みたいな感じでしょう。
青森県南である八戸地方は、雪は少ないんですが凍りつく。そんな真冬にわざわざキャンプする人を周囲で見かけることはない。キャンプ場も冬季閉鎖となるので、この時期にキャンプをするなら冬山?八甲田山ならいるかもしれない。
冬キャンプをしようと決意したものの、いくつか問題があった。
1 8人用テントに対してレインボーストーブは力不足。
2 テント上部から熱が逃げるので、テントの三か所の通気口を塞ぐ。
3 キャンプ場冬季閉鎖のため、テント設営地の確保。
レーンボーストーブは売却し、大型ストーブを購入。その結果、テントの通気口は換気のため塞ぐ必要はないのかな?ということになった。
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問題はテント設営地の確保です。
いくら田舎の小さな町でも、閉鎖中のキャンプ場を使用すると不法侵入になってしまう。秋に町長と飲む機会があり「閉鎖中のキャン場を使ってもいいですか?」とお願いしたら「いいよ~!何かあったら、え?知りませんでした!って言えばいいだろ。でも、俺(町長)の名前は絶対出すなよ」と使用許可Ok?微妙な回答でした。
それに冬は木々の葉が落ちて遮る物がないので、キャンプ場で焚火をすると通報される恐れがある。特に夜は火は大きく見えるので山火事と間違え通報されると不味い(ちなみに私は消防団員)自宅の裏山でやることも考えたけど「また、バカやってる」と家族と近所の冷たい視線が痛い。道路から見えないところに殆ど使われていない町営グランド場があり、そこから見る星空はとても綺麗で、何度かトレーラー泊したことがあるのでそこに決定。
初めての冬キャンプということもあり、友達を誘ってみるが返事はNO!
寒くて凍死するか、ストーブで一酸化炭素中毒で死んでしまうだろ!の返事。
確かに、ワカサギ釣りではテントで練炭を焚き一酸化炭素中毒で死者が出ている。
なんか頭が痛いな~・・・あ!換気しなきゃ!と思った時にはすでに手遅れだそうで、
テントの中でひっそりと安楽死。テントが風で倒れて異変に気付き発見される・・・
だれか俺と一緒に死んでくれる人・・・
だれか俺と一緒に冬キャンプしてくれる人・・・
お守り代わり?にバイク仲間の住職を誘ってみたけれど寒行托鉢中とのこと。
「ヤバくなったらこの世に引き留めてもらおうと思ったのに」なんて冗談言ったら、
「私(住職)は送り出す方ですよ・・・迷わず行けよ(合掌)」
迷わずか~・・・ひとり思い出したので連絡すると Yes! の返事。
さすが、バイク、チャリ、登山となんでも好き勝手にやりたい放題の知人。
人のことはいえないけれど、既婚者で子供もいるのになんでそんなに好き放題にできるのか不思議。知人も冬キャンプは初めてで興味があるらしい。
しかし、装備が多すぎる。
ストーブ、灯油、マット・・・夏に比べると荷物が多く、トレーラーの方が楽チンだな~と思う。あれもこれもと積み込みに3時間かかった。
さぁ!冬キャンプ、いざ出陣!
つづく