11月10~11日、岩手県にある折詰岳ふるさと自然公園でキャンプをしてきた。
ヒメボタルが有名な場所なので一度はキャンプしてみたいと思っていた。当日は雨で気温もグンとさがり8度くらいだったけれど、念のためトレーラーを持ってきていたので特に不安はなし。久々のテントに心ワクワク。最近は、テントでのキャンプもいいな~と感じ始めている。
折詰キャンプ場は無料で、景観もいいのでシーズンは激混みだそうで、11月に入りやっと落ち着いてきたとのこと。確かにキャンプ場には私だけ。今日は私を含め4組の予約があるそうで、好きな場所に好きなだけ使ってもいいということで遠慮なく2区画を使わせてもらった。
キャンプ場は折詰岳山頂付近にあり、景観は素晴らしい。
管理人は「な~んにもないキャンプ場ですよ」なんて言っていたけど、な~んにもないのが良かったりする。水洗トイレと炊事場はきちんと清掃してある。しかも無料となればリピーターは多い。焚火だけは気を付けるように言われた。焚火で山林火災になりかけたことがあったそうで、焚火中止も検討されているらしい。
どこでも火の取り扱いは十分注意が必要だ。
いつもはキャンピングトレーラーなので、テント設営にもたついてしまった。後から来たキャンパーは設営が終わっている。しかも一番狭い区画で、一番景観の悪い場所に設営したことに気づく。もう殆ど初心者レベル。
時折、雨が降る中でなんとかテントとタープを設営した。今回のキャンプの目的のひとつ、購入したスモーカーで燻製を作ってみた。出来上がりはまずまずで、炭火よりカスコンロの方がいいかもしれないなぁ・・・なんて思いながら三本目のビールを開ける。
なんか味が変だな・・・見るとノンアルコール!
ネットでポチポチと買い物しずぎたので、節約のつもりで発泡酒を購入したつもりがノンアルコールだった。キャンプ場には売店はない。麓まで車で往復30分以上はかかるし、ビール飲んでいるから運転できない。時計をみると時刻は15時。
まだ早いな~と思いながら日本酒を飲む。飲みすぎたな~と思いながらウイスキーを飲む。日が沈み冷え込んでくるころには酔いもまわりテントに入る。今回のキャンプでもうひとつの目的にエアーベットがある。フカフカしていて寝心地が良く熟睡していた。
酔いがさめて、夜中に目が覚めた。
立ち上がると目にツーンとしみる感じがした。一酸化炭素中毒になる?実はテントの中で石油ストーブをつけていて、夜中に給油しなくてもいいように火を絞っていたため不完全燃焼状態になっていたのだろう。テントの下窓を開けていなければヤバかった。
ストーブに給油して、換気をする。
外に出てみると星空が広がっていた。
ウイスキーを飲みながら、秋の夜空を楽しんだ。
朝、二日酔いの朝。
後始末が面倒。
やはりトレーラーの方が楽だわ~なんて思いながら撤収する。
でも、テントでのキャンプもまた楽しい。